COLUMN ・ 2020-04-06
ハイパーローカルデリバリーのすすめ
権 成俊
いま飲食店でデリバリーやテイクアウトを始めた方も多いと思います。もちろん、やらないより良いですが、通常営業と比較すると売上への貢献は大分少ないでしょう。
消費者側から見ると、デリバリーもテイクアウトもコストがかかること、味が落ちること、配達や買い出しに時間がかかることなどが気になります。
5つの選択肢の価値比較
自炊と外食、それにミールキット、テイクアウト、デリバリーで得られる価値を比較してみました。

- ミールキット … 自炊に近い
- デリバリー、テイクアウト … 外食に近い
消費者に日常の食事シーンで多用してもらうためには、数ある価値の中でも重要なのはコストと、待ち時間であると考えました。その2点で優位なのはデリバリーです。
しかし、デリバリーもUberのような宅配業者を使う場合、自炊と比較するとかなりコストがかかりますし、待ち時間も長くなります。
半径1kmの「出前」モデル
そこで、それを解決するために、ハイパーローカルエリアに絞り込んだ宅配を提案します。
簡単に言えば、出前です。半径1km以内くらいに絞った宅配として、自分で配達する。それだけで、
- 時間の問題が解決される
- 味も改善する
- 器も普段お店で使っているものでよくなる
- 中間業者を排除することで、コストも下げられる
一人でやっているお店の場合、周辺のお店と一緒に出前担当者を雇うのもありです。
狭いエリアにも市場はある
多くの方が、ネット活用というと遠くの人に利用してもらうことを考えますが、実は地域の中でお店を認知していない人、理解していない人はたくさんいます。
もっと浸透させることで、狭いエリアでも、実は市場規模は大きいものです。
このような分析は、カスタマージャーニーをベースに、行動観察と価値の整理をし、価値を増強していくことで生まれます。