COLUMN ・ 2013-07-27
戦略のグランドデザイン
権 成俊
戦略のグランドデザイン
最近は戦略立案の仕事がますます増えています。
以前は、やることをそぎ落とし、小企業の経営資源を一点集中することで、勝ち目が見えることが多かったのですが、最近はそれだけでは勝ち目が薄く、2段階・3段階の戦略を積み重ねて、5年・10年単位でないと経営成果が見えてこない例が増えています。いわゆる、戦略のグランドデザインが必要なシーンが増えています。
この理由は、大きく二つあります。
一つ目は、環境変化への対応が遅れたために、自社の現在地と、チャンスのある市場との距離が離れすぎてしまったこと。
もう一つは、良い市場にいる時間が長すぎたために、没個性になり、自社特有のポジションが築けていないことです。一段階変化しても、まだ競争の真っただ中にいるということです。
いずれにしても、イノベーションに着手するなら早い方が良い、ということです。
確証もないままにがむしゃらに動く、ということではなく、早く情報収集とテストマーケティングを開始せよ、ということです。