CSS Nite登壇「サイトリニューアル失敗からの逆転劇!花ギフトECをV字回復させたビジネスモデル再構築」

9月12日(金)21:00~23:00にCSS Niteに権 成俊が、登壇します。
本イベントでは、ECサイト「花以想」のリニューアル事例を通じて、アクセス数を増やさずとも利益を改善した手法や、値上げ・サービス設計の工夫、業務効率化の裏側を2時間たっぷりお見せします。
「集客しなければ売り上げは伸びない」―その常識を疑ってみませんか?
制作会社に依頼したサイトリニューアルによってアクセス数・売上が半減し、毎月赤字に。継続の危機に陥ったお花のギフトECサイト花以想(はないも)。その窮地を、限られた予算と期間で救った「値上げとビジネスモデル再構築」をともなう2度目のサイトリニューアル。その全貌を公開します。
集客施策なし。限られた予算で、利益を増やす
東京・蔵前にある花ギフトEC「はないも」は、丁寧な接客と“想いを届ける”花束で、地域やECでも多くのファンを持つお店です。

ところが2024年夏、外部制作会社によるサイトリニューアル後、アクセス数が激減、売上も半減。赤字が続き、閉店やM&Aも検討される危機に。私たちが相談を受けたのは秋の終わり。大きな予算も時間もない状況で、即効性の高い一手を検討。私たちが注力したのは、新たな集客ではなく、既存の魅力の伝え方でした。
本質的な改善だから、即効性があり、効果は恒久的に続く
◆ブランド価値を再定義し、伝わるサイト設計に刷新
「一輪一想(いちりんいっそう)」―― 花の見た目ではなく、贈り手の“想い”に寄り添うという価値を言語化し、トップページ、デザイン、サービスにまで一貫して反映。想いが伝わる構成にリデザイン。

◆ 無償サービスの見直しと明確化
メッセージ代筆や手紙監修のサービスを積極的に利用してもらえるよう、サービスとサイト設計を見直し。無償レベルのサービスの利用が多かったが、よりサービスレベルが高い有償レベルの利用を促進。もともとは別の商品として個別にカート追加が必要だったこのサービスを、 「花を贈るなら、想いも一緒に届けてこそ」という考えのもと、 商品ページ内のオプションとして選べる仕様に変更。 これにより、お客様が自然に選べる・分かりやすい導線を実現しています。

◆ 注文体験の整理と業務効率化、「カラーパレットオーダー」
これまでは、ご注文いただいた際に該当する花材が無くなっているとお客様に連絡を取り、花材の変更をお詫びするのが大変な手間でした。また、そうならないようにするにはたくさんの花材を在庫しなければなりません。そうすると逆に残った花材は傷み、在庫ロスが発生します。そこで「色と形」だけを指定し、花材は指定しない「カラーパレットオーダーを発案」。 花束をイメージで選べるようにしたことで、満足度を保ちながら業務負荷を大きく軽減できました。

その結果、2ヶ月でV字回復
アクセス数(セッション数)はほとんど変わらないまま、平均購入単価と粗利額が大幅に改善。下のグラフは、リニューアル後の変化を追った12ヶ月間の推移です。

緑の折れ線(セッション数)が6月に大きく落ち込んだのは、 サイトリニューアルによって旧URLが消失し、検索流入が大幅に減少したことが原因です。 それに伴い、棒グラフで示された粗利額も急激に下がりました。 その後も集客数は安定せず、リスティング広告を実施したものの効果は一時的にとどまりました。
しかし、1月の再リニューアル後は状況が一変します。 セッション数(=アクセス数)は大きく変わらないまま、 値上げとサービス内容の見直しにより、粗利額は大幅に増加。 さらに、平均注文単価も明確に上昇しています。 結果、3月・4月には粗利額がアクセス数が減少前である前年を越えました。 アクセス数が大きく伸びたわけでもなく、広告投資を増やしたわけでもない中で、 「誰に・何を・どう届けるか」を見直しただけで、利益が飛躍的に増加。 集客とは違い即効性があり、そしてこの効果は恒久的に続くのです。 この成果は、単なる価格改定や一時的なキャンペーンでは得られません。 “価値と伝え方”の見直し、そしてそれを表現する“設計とデザイン”による改善の証でもあります。 「集客する前に、まず“伝え方”を見直す」 その選択が、利益構造を根本から変えたのです。
セミナーでは、実際の施策・設計・数値を包み隠さず解説します
• 値上げに踏み切れず悩んでいる
• リニューアル後の成果が出ていない
• 自社の“伝え方”がズレている気がする
そんな方に、再現性ある実例として活かしていただける内容です
こんな方におすすめ
ECを運営している事業者・経営者の方へ
- サイト運用や販売戦略を見直したいが、何から手をつければよいかわからない
- 値上げをしたいが顧客離れにつながらないか不安
中小企業経営者の方へ
- ECを始めたものの、継続的な利益が出ていない
- 顧客との関係を保ちながら単価アップを目指したい
クライアント支援を行うWeb制作会社・コンサルタントの方へ
- デザインや構成変更だけでは成果が出ない現場に直面している
- 本質的な改善提案を求められて悩んでいる
登壇者
権 成俊(ごん なるとし)
株式会社ゴンウェブイノベーションズ 代表取締役
一般社団法人デジタル経営革新協会 代表理事
ウェブ時代の新しい戦略の立案、実行を支援するウェブイノベーションコンサルティング会社。集客など「対症療法としてのウェブ活用」ではなく、自社の提供する価値から見直す「根本治療としてのウェブ活用」を提案。ウェブマーケティングのノウハウもあり、戦略、マーケティング、デザインを一気通貫にすることで、多くの実績がある。2013年から教育に注力。ノウハウを幅広く伝えるべく、人材育成のための取り組みとして、一般社団法人デジタル経営革新協会を設立。
