デジ革とは

一般社団法人デジタル経営革新協会(デジ革)は、答えの無い世界に挑むチャレンジングな経営者、そしてコンサルタントのための組織です。ドラッカー、ポーター、コトラーなどの伝統的な経営・マーケティングの知恵を、現代社会のデジタル環境に対応するよう再構築し、現代企業の経営課題を解決していくことを支援をします。

ネット中心消費行動への対応をリードする変革者を育成する

インターネットの登場により社会構造は大きく変化しました。欲しい情報や欲しいものを探すとき、消費者は必ずネットで調べます。また、暇な時間にはネットで動画を見たり、ソーシャルメディアを見たり、友達や家族とメッセージをしたりして時間をつぶします。このように、いまや消費者との最大の接点はネットです。この現代の消費行動を「ネット中心消費行動」と呼んています。
消費者は多くの情報、多くの選択肢を手に入れることが出来るようになりました。その結果求める商品も選び方も大きく変わりました。どこにでも売っている当たり前の商品はインターネット上で比較され、価格競争にさらされ、利益を生むことは難しくなりました。一方で、これまではなかなか売れなかったようなニッチな商品でも、ニーズがあるものであれば、インターネットを通して多くの消費者に求められるようになりました。
さらに生成AIの登場です。インターネット上の爆発的な情報量が生んだ生成AIは、これまでのコンピューターと人の垣根を変え、あらゆる市場にさらなる環境変化を生み出しています。AIによってインターネット上のコンテンツはさらに爆発的に増えることが予想されます。これまで以上に、オンリーワンであることが重要になるでしょう。
インターネットの登場から30年。従来の競争のルールはもはや通用しません。新規事業の第一歩は、ネット中心消費行動と呼ばれるインターネット上の新しい消費行動を理解することです。インターネットを集客の道具として活用するのではなく、新しいニーズが生まれる市場としてとらえなおし、新たな商品・サービスを生み出すのです。これを私たちは「ネット中心戦略」と呼んでいます。私たちは、ネット中心戦略の考え方を共有・研鑽し、生み出した様々な資産を会員のみならず、非会員にも発信することで、社会の変革を後押しします。
 

ウェブアドバイザー・AIアドバイザーの育成

消費行動の中心がWorld Wide Web(インターネット空間)上になった今、中小企業を含むすべての企業にネット中心消費行動を前提とした戦略が必要です。しかし、それを理解できるウェブコンサルタントやアドバイザーは現時点では大変少なく希少な人材です。専門性の高さ、報酬の高さから、顧問契約が一般的になると考えています。さらに、AIを事業の中で活用するためのコンサルタント、アドバイザーのニーズも爆発的に増えることが予想されます。一般社団法人デジタル経営革新協会はこれらのウェブコンサルタント・アドバイザー、AIコンサルタント・アドバイザーを育成します。さらには、会員同士の相互扶助も推奨し、地域ことにコンサルタントやアドバイザーたちが協力し合うアドバイザーユニオンを全国に立ち上げてゆきます。アドバイザーユニオンとは、それぞれの強みを持ったアドバイザー同士が協力して仕事を支援しあう小組織です。個人事業主として活動するウェブアドバイザー同士は大きな仕事を一人で抱えることは出来ません。これを分業によって支えあうことを想定しています。このウェブアドバイザーユニオンが実績を積むことで、ウェブアドバイザーファームとして法人化していくことを推奨します。また、ウェブ活用を支援する仕事は在宅ワークとなじみが良く、アドバイザーの育成は、在宅ワーク人口の増加にも貢献します。これによって、子育て中の方、介護をしながら働く方はもちろんのこと、障害のある方でも社会に参加しやすい産業を作ります。
 

行動指針

一.発言せよ、行動せよ、変革せよ

コンサルタントの価値は与えた影響の大きさによって見積もられます。会議に参加するだけ、レポートを提出するだけでは価値は0です。私たちの発言、行動がどれだけ企業に本質的な影響を与えたか、経営者の脳内のビジョンに影響を与えたかが私たちの価値です。そのためには、日々の価値観の発信、自己開示がとても重要です。

一.お客様の求めることでなく、お客様のためになることをせよ

誰でも人に嫌われることは避けたいものです。しかし、私たちの仕事は人に影響を与えることです。クライアントの求めることが、クライアントにとって本当に必要なことか。課題を解決することにつながるのか。自ら責任をもって考える必要があります。指示に従うのではなく、自分で考え、あるべきことを提示し、行動を促す。クライアントとの意見の不一致こそ、大きく貢献するチャンスです。

一.社会に誠実であれ、未来に誠実であれ

社会に対して、また未来に対して負荷を与えない、モラルを持った行動を心がけましょう。クライアントの事業が社会にとって良くないことだと思うなら、それを支援しないことも、私たちの重要な仕事です。また、未来の環境に負荷を与えるような事業を支援するのは未来の社会に対して不誠実です。
コンサルタントは社会に対して大きな影響を与える仕事です。だからこそ、経済的な損得を超えた哲学が必要ですし、これをクライアントに伝えることも必要です。クライアントも、消費者も、さらには競合でさえ、私たちと同じ社会のメンバーであり、一緒に未来を作る仲間です。社会全体にとって良いこと、社会の共通価値(Creating Shared Value)を高める仕事をしましょう。
 

設立趣意

私たちはウェブコンサルタント育成のために2013年4月に株式会社ゴンウェブコンサルティング内の新規事業としてismを立ち上げました。さらに2018年10月に別会社化し、一般社団法人ウェブコンサルタント協会(現デジ革)を設立しました。デジタル化が進んだ現代企業の経営課題を解決していくために、戦略×ネット×AIの枠組みで人材を育成します。全文を見る
 

新しい働き方

いまやウェブ活用は小さな企業や小さなお店にとっても必須になりました。選択肢があふれるなか、競合と比較されるなかで選んでもらうには、どうすればよいのでしょうか。この課題を解決するのがウェブコンサルタントウェブアドバイザー、新しい働き方です。
 

デジ革の歩み方

デジ革会員になったら、どのようにデジ革を活用したらいいかをまとめました。
 
 
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