デジ革の歩み方
はじめに
デジ革は事務局から会員への一方的な教育、支援だけではなく、会員同士が相互に助け合い、仕事のパートナーとなれるような相互扶助組織を目指しています。
経営やマーケティングの世界では、対症療法的な施策を喧伝するメディア、それを受け入れてしまう企業が多いですが、それでは企業は長生きできません。デジ革では「対症療法ではなく根本治療」としての経営、マーケティングを推奨し、同じ考え方にもとづいて行動できるパートナーを育成したいと考えています。デジ革を活用し、皆様のビジネスがより発展することを願っています。
とはいえ、デジ革には様々なコンテンツ、イベント、機能があります。どこから手を付けたらよいのか、わからない方も多いのではないでしょうか。まずは以下の流れを参考に、デジ革を活用してみてください。
1)他の会員さんについて知ろう
会員名簿やオープンチャット、会員限定Facebookグループを見て、他の会員さんについて調べてみましょう。デジ革にはウェブを活用したい経営者の方や、これからウェブを学びたい方まで、いろいろな方がいます。
一緒にお仕事できそうか・協力できそうなことはあるか、等の視点で他の会員さんの情報を調べてみましょう。この会員さんと話してみたい、相談してみたい、などありましたら、事務局にご連絡いただければおつなぎします。
2)定例相談会に参加しよう
デジ革会員限定で月に1度オンラインで情報交換をします。先月、今月のイベントの予定や報告のほか、代表理事・権からの時事ネタや業界のトレンドなどの見解を聞ける場となっております。参加会員さまからの質問や相談もお受けしております。
3)読書会に参加しよう
毎月第2火曜日に「ウェブ・ビジネス・デザイン」にまつわる書籍や論文をテーマに取り上げ読書会を行います。自身の学びになることはもちろん、クライアントさまとの読書会のネタを見つける場としてもご活用ください。書籍、論文を購入いただければどなたでも参加可能です。(テーマによっては無料でダウンロードできるものもあります)
読書会で取り上げる主な書籍や論文
- ハーバードビジネスレビュー
- 官公庁が出す情報白書や論文など
- その他 ビジネス書
読書会への参加方法
4)リアルイベントに参加しよう
5)AB3Cの概念を学ぼう
デジ革の学習は、まずは戦略のフレームワークを身につけることから。AB3Cについて学びましょう。AB3Cは戦略立案フレームワークとしてだけではなく、「選ばれる」ことを目的としたすべてのシーンにおける思考の補助線です。就職活動でも恋愛でも同じ手順で考えることができます。
まずはAB3C入門動画を視聴して学習をスタートさせてください。
6)AB3Cを実践しよう
AB3C分析で戦略を立ててからクリエイティブにつなげるための全7回講座「AB3Cコース」。AB3Cを学び、活用する上での背骨ともいえるコースです。
Webに限らず事業全体にアウトプットする方法を、事例も参考にしながらわかりやすく学べます。
2バージョンありますが、どちらも大きな流れは同じです。2021年度版からご覧いただき、余裕があれば2017年度版もご覧ください。一部コンテンツが違いますし、細かく表現が異なるため、両方見ることでより理解が深まります。
- AB3Cコース(2021年度) ※デジ革ビジネススクールeラーニングへ飛びます
- AB3Cコース(2017年度) ※デジ革ビジネススクールeラーニングへ飛びます
より深く理解するにはAB3C道場への参加がお勧めです。
AB3C道場とは、グループでケース参加企業のAB3C(=選ばれる理由)を考え、書き起こす勉強会です。他の参加者との意見交換を通じて、AB3Cをもとにした戦略に磨きがかかります。また、過去のいくつかのAB3C道場について、オンライン動画で受講することができるようになりました。
AB3C道場に合計7回参加すると認定資格・AB3Cファシリテーターの認定を受けることができ、ご自身でAB3C道場の開催が可能になります。
※「AB3Cファシリテーター」の資格を取りたい方はAB3C道場を7回受講が必須ですが、そのうち5回はeラーニング受講(録画)が可能です。
7)自社のAB3Cを共有しよう
AB3Cについて理解できたと思ったら、自社のAB3Cを書いてLINEオープンチャット「デジ革会員交流LINE」やFacebookの会員限定グループで発表してみよう。他会員さんがコメントをくれますよ。また、1度だけでなく、年に1回はAB3Cを見直しましょう。AB3Cが洗練されるほど、自社の事業がどんどん洗練されてゆきます。出来上がったAB3Cはぜひ社員のみなさんにも共有してください。
8)資格認定講座を受講しよう
その他の会員限定動画を見て、ウェブアドバイザーやウェブコンサルタントになるための知見を増やしましょう。そのために有効なのが資格認定講座です。資格認定講座で教えている技術、手法は、コンサルタントとして大きな武器となるものばかりです。
ただし、デジ革では資格認定は必須とは考えておりません。コンサルタントが仕事を受注する上で最も重要なのは、個人の信頼です。資格認定はあくまで信頼を得るためのきっかけとお考え下さい。
[資格認定についてはこちら]
9)発信しよう
ブログやSNS
コンサルタントが仕事を受注するための第一歩は情報発信です。ブログやSNSで自身の意見を発信することで、共感する人たちがフォローしてくれます。これが最初の信頼をつくります。
セミナー
日々情報発信を重ねながら、自信のあるテーマが見つかったら、セミナーを開催してみましょう。会員や会員の知り合いに拡散してもらえます。また、会員であればデジ革セミナーのコンテンツを使って同じセミナーを開催することができます。
※ただし、必ずデジ革のクレジットを明記の上、デジ革の紹介を必須としています。
※事例紹介セミナーなど、一部会員外への公開が禁止されているものもあります。
執筆
自信のあるテーマについてのノウハウが溜まり、「全国でもいい線行ってるんじゃないか?」と思ったら出版を企画しましょう。本を出版することで、自然と「先生」と呼ばれるようになります。デジ革では会員の出版を支援しています。大手出版社への紹介や企画持ち込み支援もできますし、デジ革自体が出版社としての機能をもって出版もしています。
会員と共に出版した本
出版を支援した本